らんぼう窯風信

陶芸工房   巒牟窯(らんぼうがま)から、お送りする、陶芸と自然と動物たちの日常風信

2008年04月

落とし文の呟き言

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   写真紂 撻トシブミ】     写真隋 收古椋酩福




 茂原で陶芸教室を開いて16年になる。
通われている人たちの楽しい会話と共に、ゆったりとした時間が流れる。
若い人から歳を重ねた人(今まで3歳~90歳)まで年齢不問、職業もいろいろ。
介護で大変な人、大病でも元気で来られる人、世界を飛び回っている人、外国の人、子育て中の人
・・・etc  何か不思議な出会いを感じます。
 本来、人付き合いが不得意で不器用なたちで、夜遅くまで作品を作ったり、窯を焚いている――
などという地味な性質の仕事をしている。それにもかかわらず、ユニークで素敵な人たちが、
集まってくれるのは何故か―――――。それは土が持っている力だと。
            我々の幸せな財産である。
 そんな話をしていたら、ツバメが南の国から夏を連れてきた。しっとりと水気を含んだ風が、
日ごとに乾き、初夏となる。窓の外で、蜂の羽音が忙しく、せわしない。思わず目をやるとスズメバチが、
家の中を覗きながら飛んでいた。とっさに「お金はないぞー!!」と言ったらすぐにいなくなった。
言ってみるものだ。
         玄関にある、野ばらに 《オトシブミ》 の、ゆりかごがあった。

うまし国ぞ あきつ島  大和の国ぞ

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 写真 上 【ニホンカワトンボ・橙色型】 写真 下  【シオヤトンボ】  


 昨日の記事を見て、友人から亀の情報が来た。 用事で出た時に、公園の池に寄ってみる。
アメリカの亀で大きい。都市に限らず最近よく見られる光景である石の上の甲羅干しだった。 
池のそばには、菖蒲園があり、山すそを小川が流れている。 以前、5月の始め頃に、カワトンボを見たことがあったので、もしやと思い向かった。 シオヤトンボ発見!!  20年程前から、トンボの観察及び
撮影を趣味としている。三島に住んでいた頃は、トンボ学会に所属している甥を筆頭に、カミキリムシには超詳しい虫好き・水を見ると(海・川・水溜り問わず―)飛び込み竿を投げ入れる魚好き・焚き火好き・動・植物好き・食べること好き・・etc―の輩が、探検隊を結束!!犬たちも加わり、キャンプをしたり、野・山・川を歩いた。
 トンボ好きは、桜の咲く頃からソワソワしだすのも、この頃 シオヤトンボが出現するからだ。    感は鈍っていなかった。連日の雨で、いつになく水が多く、落ち葉まじりの小川は、カワニナがいっぱいで、夏にはホタルが舞うであろう。   
 丁度 柔らかい陽射しの昼過ぎ、カワトンボが妖精の如く、飛び回っていた。伊豆の型より、大きい。
透明型 70% ・橙色型 30%だろうか。すぐそばを、行きかう人たちはいたが、誰も気がつかない。 公園のすぐ近くまで、住宅開発の造成が、赤土をむき出しにして迫ってきていた。 
  
     長く残してほしい、トンボの楽園の一つである。

亀の甲より 年の劫

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  草木の芽吹きを見て、この齢になって気付いた。それは、手を合わせ祈る様に
 現れるのだ。  酸素を出し、炭酸ガスを吸収している植物の営みに、太陽は
 光を照らして育む。この仕組みって スゴイナァー―ーーーと、思った。
  すると、突然、光に満ち、ラッパは鳴り響き、天使が飛び交うと・・・・・思いきや
  雲が切れ、陽が顔を覗かせ、トラック同士が知り合いだったのか、すれ違いざまに
 クラクションで挨拶し、この音に驚いたスズメが、ワラワラと飛んだだけであった。
  悟るとは難しい事なのだと悟った。
  
  ここ数日、文字を書いている。 知人達から、本業は大丈夫か?と―――。
 確かに 然り!!  メイン文筆作業は、専ら、食事時で、広告の裏面を片手に
 執りとめもなく書きなぐりながら、御飯を食べている。  本来 土を捏ね、土器?!
 (正しくは陶器)を、作っている縄文思考の我々が、まさか、苦手なPCという箱の前に
 座り、じっと画面を見入っている図は、甚だ滑稽という他はない。
  夜も更けてくると、紙面に書かれた文字を、音読しながら、広辞苑片手に、変換作業
 をし、次から次へと機械に指示されながら、やっとの思いで終了する。
 やっぱり古い人間かな~~。歳では、勝負できないものである。一日が、益々短くなった
 気がする。
   
  夕方 川原で亀が、甲羅干しをしているのを、この春初めて見た。

キジバト

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    デデッポーポーと鳴く
 
       じっと 見とれていたら

            ハト迷惑とばかり 飛び立って行った

赤い芽吹き

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   【画像は アカメカシワ】
  阿久川・市兵衛橋付近の川面に被さる様に、枝を伸ばしている。
 今 芽立ちが赤く、美しい。 家の庭にも、一本ある。越してきた年に
 鳥が蒔いていってくれたものだ。一家と共に年を重ねていることもあり、
 大切にしている木だ。
  
   昨年 惜しくも止めてしまったレストランにも、ヒマラヤスギの大樹が
 あった。
 レストランと一緒に育った樹だ。 そのレストランを訪ねて来た青年が
 家に来た。 ――手作りの建物・手作りの看板・手作りの料理を求めて――
 人生 こういう すれ違いもある。
  店主に、渡しそびれている写真を思い出した。
 今は、当家に来ているレストランの椅子に、青年は腰掛け、見入っていた。
 在りし日のレストランの話で、時が過ぎた。
 渡しそびれていた写真は、彼が見るためにあったのかと、ふと、思った。
  前途洋々の青年に会うのもいいもんだ。

   古来、食物を盛るのに用いた葉を『かしわ』と言った。アカメカシワの
 葉は、盛り付けるには、手ごろな、5寸皿位の大きさになる。茎を切ると
 糸状の繊維が伸びて繋がり、ネックレスの様になった。子供の頃に、こうして
 遊んだ。そんな人里の木である。
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ぎゃらりー801さん
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