

茂原で陶芸教室を開いて16年になる。
通われている人たちの楽しい会話と共に、ゆったりとした時間が流れる。
若い人から歳を重ねた人(今まで3歳~90歳)まで年齢不問、職業もいろいろ。
介護で大変な人、大病でも元気で来られる人、世界を飛び回っている人、外国の人、子育て中の人
・・・etc 何か不思議な出会いを感じます。
本来、人付き合いが不得意で不器用なたちで、夜遅くまで作品を作ったり、窯を焚いている――
などという地味な性質の仕事をしている。それにもかかわらず、ユニークで素敵な人たちが、
集まってくれるのは何故か―――――。それは土が持っている力だと。
我々の幸せな財産である。
そんな話をしていたら、ツバメが南の国から夏を連れてきた。しっとりと水気を含んだ風が、
日ごとに乾き、初夏となる。窓の外で、蜂の羽音が忙しく、せわしない。思わず目をやるとスズメバチが、
家の中を覗きながら飛んでいた。とっさに「お金はないぞー!!」と言ったらすぐにいなくなった。
言ってみるものだ。
玄関にある、野ばらに 《オトシブミ》 の、ゆりかごがあった。















